昨日東京新聞の取材を受けました。
弊社の妖怪七宝についてその経緯と七宝焼きの制作方法についての取材でした。
妖怪七宝は妖怪作家(天野行雄氏)とNPO法人千住すみだがわ代表(海老江重光氏)と私の3人の協力で制作しています。
天野氏と海老江氏が南千住の町おこしとして妖怪の面白さを皆さんに知ってもらおうという趣旨で始めた企画です。
それに七宝焼きも参加して荒川区の伝統工芸を知ってもらいたいそんな思いで3人で作りました。
私は東京七宝工業協同組合に長く所属しており東京の七宝を多くの人に知ってもらいたいと思い妖怪七宝にも取り組みました。
東京七宝は平成13年に東京都伝統工芸品に指定されました。
私は平成14年に東京都伝統工芸士に認定され現在に至っています。
今巷では色々な体験教室が流行っています。
東京の伝統工芸も体験ができるよう教室を持っている方もいます。
七宝焼きも多くの人が体験できるシステムが有ります。
しかし本当の東京七宝は体験には不向きな工芸品です。
なぜならその場の体験数時間では完成しないからです。
多く人は簡単に七宝焼きが出来るイメージがあるようです。
弊社の作る妖怪七宝は簡単にはまねのできない作品です。
店主