私は今年弟子を取ることにしました。
私の弟子は女性です。
東京七宝はほぼ男性社会といえるでしょう。
例えば七宝作家さんは女性の方が多いようです。
なぜ東京七宝は女性が少ないかというと危険物取扱の免許また水質管理の免許など必要になります。
硝酸や硫酸などを使い七宝の地金を洗います。
この酸類は20ｋｇ～25ｋｇの容器に入りとても重たいので女性一人で持ち運びは難しいでしょう。
七宝作家さんとか七宝教室で七宝を作る場合酸を取り扱う設備がありません。
従って我々の七宝は男性が主な働き手となります。
東京七宝の商品は本当のプロしかできない七宝なのです。
その為年々生産者は減少し私たちの組合員も１２件を数えるほどになりました。
この状況を憂い後継者育成事業に力を入れて頂いている行政機関が荒川区です。
幸い私は荒川区で七宝業を営んでいる為弟子をとる決心をしたところです。
今年７月には荒川区伝統工芸品展が開催されます。
伝統工芸展の規模としては他に類を見ない規模です。
ぜひ荒川区の伝統工芸展に遊びに来て頂きたく長い話をしました。
店主
２月２２日本日日本橋三越催事が終了いたしました。
一昨年より日本橋三越様で様々なイベントにお声がけ頂き出店しました。
その中で今回の催事が一番販売出来ました。
ただ未だ日本橋三越さんで販売するものがもう一つグレードアップを図るべきように思われます。
今年はまだ難しいですが、来年には少々日本橋三越のグレードに近づけると思います。
また３月３１日より日本橋三越５階の和食器売り場で東京手仕事常設売り場ができます。
弊社の七宝製品もそちらに置くことになります。
店主
２月２０日と２１日の成績。
２月２０日販売点数５点
２月２１日販売点数６点
しり上がりに売上げは伸びていますが、まだ少ないです。
しかしながら三越催事の反省点が見つかったので来年はもう少し売れる気がします。
Webサイトへ新作を少しづつ３月から出してゆきます。
私は足がとても疲れました。
販売だけより実演をした方が疲れないでしょう。
店主
昨日は２点本日は４点と商品は思うように売れません。
しかし販売に繋がるヒントは掴んでいます。
購入層の年齢が高く幼いイメージの商品は売れないようです。
次回もう少し大人のイメージがある商品を増やすことにします。
店主
２月１７日本日弊社の七宝は２点売れました。
三越のバイヤーさんは期待外れでしょう。
他の方々の商品も同じように数点どまりです。
本来工芸品は多くの仲間と催事を開いた方が多く売れます。
例えば新宿高島屋の東京都伝統工芸品展出店は４２品目になります。
地元荒川区伝統工芸品展は６０店舗の業者が入ります。
三越の今回の催事は６社にすぎませんやはり販売は難しいと思います。
ただ弊社の商品は日本橋三越のお客様には合わないかと思います。
お金持ちのお客さんが多いため申し越し商品のグレード上げた方が良いのでしょう。
店主
お早うございます。
今日から日本橋三越1F中央ホールにて日本の逸品と名を打ち弊社の七宝製品も販売いたします。
２月１７日１１時頃から私が弊社の製品の説明で店頭に立ちます。
私は１９日金曜日と２１日にも店頭へ立ちます。
他の日は弟子が店頭へ立ち商品の説明をします。
弊社の作品はプロでなければ出来ない作品を店頭に並べています。
特に指先の細い所まで色の入る写楽は秀逸です。
また表現の細かさではアルティメットレディは非常にすぐれた作品です。
お近くへお越しの際はぜひ三越にお立ち寄り願えれば幸いです。
店主
私の作品は現在東京都美術館で販売しております。
東京都美術館の企画で制作した作品を他の美術館で販売する場合東京都美術館の指示に従うことになります。
例えばサントリー美術館で前者の企画した商品を販売する場合そのプロジェクトで考案したケースを使う必要が生じます。
サントリー美術館が東京都美術館のネームがあるケースで販売した場合サントリー美術館で買った商品がなぜ東京都美術館のネームが入った物になるか議論が続いてます。
私としてはサントリー美術館でも販売したいのですがよい方法はあるのでしょうか？
店主
日本橋三越１階中央ホールにて日本の逸品とタイトルされた催事が２月１７日～２月２２日まで開催されます。
そのブース一角に東京手仕事のグループとして弊社も出店します。
弊社の作品は色々なテーマの組み合わせた商品を展示します。
1・は江戸時代から続くもの北斎、写楽などをテーマにした作品。
2・現代アレンジの透胎七宝
3・少し変わった、ピアスやイヤリング
4・少し丸いリングなど
一般にほとんど売られてない商品が並びます。
弊社の作品は私と従業員２人計３人で作りますので少量生産のため販売店舗を沢山持つこと出来ません。
従ってこのような催事を通じ少しづつ販売してゆきたいと思います。
店主
