東京七宝と七宝焼き
2016年も今日で最後になりました。
今年弊社は東京手仕事の企画に参加しアンビエンテとメゾンエオブジェの展示会に出展し
初めて少々の商品が売れました。
七宝焼きは世界的に製作者も多くどの作品が良いのかも一般の人には判りません。
プロが作る商品が良いのか作家が作る作品が良いのかわからないと思います。
弊社では8年ほど前までブランド品のカフスやタイ留めアクセサリーをいろいろ作りました。
弊社が色を入れたブランドはバーバリー、サンローラン、ランセル・ポロ、4℃、アガット、その他多くのブランドに七宝を入れました。
但しこれらの商品はアクセサリーとして売られ、七宝焼きとしては売られていませんでした。
現在これらブランドの商品は七宝焼き以外の樹脂製品が多く出てきています。
七宝焼きと間違えるような砥エポと呼ばれる製品など一般の方に見分けがつかなくなっています。
私は自分の制作した商品を販売することで七宝焼き(東京七宝)を多くの人に見て頂きたいと思っています。
難しいことですが、少しづつ歩もうと思うこの頃です。
これがサンローランのカフスです。